オビカレハ

近所の小学校の校庭で、我が家の庭で見かけない毛虫を発見。写真に収め、スマホで調べる。すぐに、オビカレハの幼虫と判明。

どうも、この毛虫は、一部の人達から想像以上に嫌われてる模様。理由は、果樹として育てられている梅や桃、また観賞用に植えられている桜等のバラ科の樹木の葉を、集団で食害してしまうところにある。

幼齢の時には、樹上に雲状に糸を張り巣を作り集団生活をし、夜になるとゴソゴソとその巣から這い出しては、葉っぱを食べてしまうらしい。別名天幕虫。

私が写真に収めたオビカレハの幼虫は、随分成長も進み大きく、単独で地面を移動中だった。地上に下り、蛹になれる場所を探してる終齢最終段階だったのかな。

この毛虫を調べてて分かった事のひとつに無毒という事実が有った。この毛虫に、少し親近感が芽生え始めたのも、嘘ではないな。

バラ科の果樹を育てる農家さんや、桜を観賞用にと管理する人達からは、殺虫消毒の筆頭に挙げられてきたであろう毛虫。

取り敢えず、近所の小学校が、校庭の桜の殺虫処理とかをしていない事が分かり、一安心。何でもかんでも、安易に除草剤や殺虫剤という考え方は、個人的に好きにはなれないな。