シオヤトンボ or シオカラトンボ

先日の土曜日、庭の草むしりの際に、ふと覗いたタライの横に、このトンボ発見。スマホを近付けて、写真を撮っても全然逃げる気配無し。近くの草には、このトンボのものと推測できるヤゴの脱け殻。

おそらく、ヤゴから羽化したばかりで、飛び立てるまで羽を乾かしている状態に出くわしたのかな。

シオヤトンボもシオカラトンボも、よく青いのがオスで、黄色いのがメスと教えてくれる人が居るけど、その説明には少し落とし穴があって、今回のトンボのように羽化して間もない未成熟の時期には、色での区別は当てはまらない。

このトンボも、色は黄色いけど、尾の先にに上部付属器というオスの特徴が見えることからオスなんだと思う。

話は変わるけど、最近まで、庭先のタライに産み落とされ孵化したヤゴ達は、どうやってトンボに羽化しているんだろうという疑問が有った。だって、タライの水面からは、よくヤゴがよじ登って羽化出来るような植物の茎みたいな物は何も無い、タライの内側は垂直の切り立ったプラスチックの壁、どうやってトンボに羽化していってるんだろうと思っていた。

うちの庭先のタライの中とかで誕生したヤゴ達は、トンボに成れずに、溺れ死んで行っちゃってるのかな〜とも思っていた。

でも、現実は、逞しい世界であった。ヤゴ達は、切り立ったプラスチックの壁面を登り、30センチぐらいの高さを落下し、羽化出来そうな壁や草の枝を見つけては、またよじ登り、トンボへと姿を変えていたのだった。

庭先のトンボのヤゴの小さな大冒険!

今年もトンボの季節がやって来た!

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