先程、仕事の合間に、近くにあった木の板をひっくり返してみた。
すると、直ぐにムカデが2.3匹視界に飛び込んできた。
素早く動き回るムカデ達であったが、私の目は、いつも見ているムカデ達との違いに気が付く事が出来た。
明らかに胴節の数が少なく、よって脚の数も少ないような気がした。
この脚の数の少ないムカデに心当たりのあった事もあり、撮った写真を元に、空いた時間にネットで調べた結果、イッスンムカデという種に行き着いた。
イッスンムカデのイッスンは、昔の長さの単位の一寸(3,03センチ)から来ていると思われるが、私が見つけた個体は、少し大きく4センチ内外あったと思われる。
この脚の数が、15本で、3センチ内外の写真のような赤茶色の色合いが、イッスンムカデの特徴である。
よく人工的な環境では、あまり目撃されず林の中の倒木や朽木で見られるとの記事を読んだが、私が見つけた場所は、コンクリート剥き出しの建物周りに敷き詰められた玉石の上に無造作に置かれた薄めの木の板の下に居た。
逆に、隣接する林の中の朽木回りでは、脚の数が20本以上にに見える少し大きめのアカムカデ属のムカデ達が優先種になっている気がする。
一応、イッスンムカデの紹介記事の中には、人の事を刺したり噛んだりしないとの記事を見つけたが、大きなムカデに刺され激痛を経験してる身としては、ここは、現時点では、鵜呑みにせずにちょっと慎重になっておこうと思う。それぐらい、ムカデに噛まれた痛みは強烈だったのが、頭から離れない。
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