3週間ぐらい前だったと思う。1月にしては比較的暖かい日だったと記憶するが、よく散歩する近隣の田園地帯で、何か生き物でもいるかなぁ〜と、畔に置き捨てられている木の板を、ひっくり返してみたことがあった。
すると、この極小の昆虫が1匹だけ動いているのが目に入った。
真冬でも暖かい日には、昆虫が僅かながら活動しているのは目にしてていた。ただ、暖かい季節と違い、ダメ元になる事が殆どだが、この日は運が良かったのかもしれない。
ところで、この極小の甲虫を眺め返しているうちに、異常に小さい(5ミリぐらいしかない)が、コメツキムシの仲間に似ているなとは気が付いていた。
そこで、コメツキの仲間を調べ始めたものの、なかなか種には辿り着けなかったのだが、とうとうネット検索を繰り返すうちに、マダラチビコメツキという種に行き着く事が出来た。
このマダラチビコメツキなる極小のコメツキは、畑なんかでよく見られ、1年を通して見る事が出来るとの事である。確かに、1月の終わりに活動しているのを見ると、1年を通して見る事が出来るという情報は信憑性があるのかなと思った。