ヒトクチタケ

初めてキノコの投稿をする気がする。

最近、近隣の雑木林で見かけ写真に撮っていた。

調べらたら、直ぐにヒトクチタケ(一口茸)というキノコである事が分かった。

写真の説明をもう少しすると、赤松の幹から所々噴出していた。写真左下にもキノコのようなものが写っているが、この木の下部の方には、この白いカワラタケのようなものが多かった。この時点で、これだけキノコが生えているということは、もしかして枯れ木かと思い、上を見上げると、松葉は茶色く変色して、確かに枯れ木であった。

ただ、最初はマツヤニ(松脂)が噴出している可能性もあるかと思い、恐る恐る触ってみたのだが、全くもってマツヤニのベタベタ感はなく、もいでみると、所謂、短い石付きのようなもので樹皮にめり込んでいて、キノコだと確信した。

そして、帰宅後にネットで調べたところ、枯れた松に生えるヒトクチタケの初期段階である事が、結構簡単に分かった。多くの方の説明では、枯れて間もない1年か2年の木に出て来るとのことだったが、この情報は正しいと思う。というのは、この枯れた松が未だ切られずに立ち枯れの状態であったからである。この場所の松は、枯れると、1年か2年以内には伐採されてしまう。

また、ヒトクチタケの画像として、もっと傘が目立ち、上の写真と違って表面に光沢のないものもある(そちらの方が一般的)が、私の撮った写真のものが成長すると、そのステージへとなるのだと予想する。そして、上の写真の左下の白いくしゃくしゃとしているものが、このヒトクチタケの最終的な姿なんだと思う。

最後に、このヒトクチタケ……食用にしないキノコのようである。