キクラゲ

2日前に、タマキクラゲの投稿をしたが、今度はキクラゲを目にしたので、投稿してみる。

生えてきているのが、ニワトコの枯枝というのは直ぐに分かった。

もうちょっと瑞々しいのを以下に。

この枯れ枝が、何の木なのか、現地を再訪しないと分からない。

さて、一瞬、スーパーとかでも生で売ってるアラキクラゲかと思ったのだが、キクラゲとして投稿する事にした。理由は、アラキクラゲは南方系のキノコで、キクラゲは北方系のキノコという記事を読み、今の4月の時期に生えて来ているのは、キクラゲの方なのではと安易に思いたい自分が居るからである。

今回のキクラゲとの遭遇で、収穫と思えたのは、キクラゲと言えばニワトコの木に生えるみたいな情報を、自分の目で確かめれた事であるかなと思う。

ところで、過去に数回、アラキクラゲの種菌を、自宅の庭でサクラの原木に打ち込んで伏せた事が有るのだが、思うように発生して来なかった経験しかない。今回、地面と距離が近い場所にある完全に枯れた雑木の細枝に多数発生しているのを目撃出来たことにより、今度、同じようなキクラゲ類を育てる時のヒントをいっぱい貰えた気がする。

今後も、この場所のキクラゲを観察して行きたく思う。

トゲヒゲトラカミキリ

最近、近隣で道路脇の藪を眺めていた時に目に入って来た。

一目で初めて見る昆虫だと認識したが、意外とすばしっこい動きと長く見えた手脚がハンミョウの仲間かと思わせた。しかし、じっくり見ると、カミキリの仲間であることは分かった。

大きさは、体長10ミリ弱ぐらい。種名を調べたところ、トゲヒゲトラカミキリという種だと判明。

トゲヒゲトラカミキリのトゲヒゲは、上の写真では分からないが、少し触角にトゲののようなものがあるところから来ているらしい。

成虫は、栗やカエデの花に集まり、幼虫は、針葉樹やセンノキを利用するみたいに書いてあった。センノキって何であろうと気になったが、なんちゃない、ハリギリの事であった。普通ならハリギリと書くであろうところを、センノキという言葉を使っている方が多い事を考えると、センノキの正式名を調べないでネット上の情報を引用している方も多いのかなと思えてしまった。

確かに、このカミキリがいた辺りは、クリもモミジ(カエデ)も、スギやヒノキといった針葉樹も、ハリギリも、あるような場所であった。

マダラニジュウシトリバ 成虫

この蛾は、ちょうど1週間ぐらい前に、我家の外灯下に来ていた蛾である。

開張で13ミリぐらいのとても小さな蛾である。

初めて出会う蛾ではなく、昨年の7月にも同じ種と思われる蛾の投稿をしている。その時には、ニジュウシトリバという種名で投稿していたのを、先ほど確認した。

今回は、スマホのカメラが変わったせいもあり、結構、細部の特徴を捉えてくれたなと思う。この蛾の翅脈と翅脈の間はくっ付いて居ないらしいのだが、上の写真でもなんとなく、そんな雰囲気が掴める気がする。

幼虫の食草は、スイカズラ科のスイカズラとの事であるが、近隣には、沢山生えている蔦植物である。