昨晩、我家の外灯下に複数匹が来ていた。
初めて見る種のような気がしたが、過去の投稿を確認したら、2年前の4月3日に投稿している事が分かった。
そうすると、今の時期にあらわれた個体群は、2回目の羽化の個体達と思いたい気はする。
ちょっと翅を閉じ気味に止まる習性があるようだが、前翅長は10ミリぐらいの蛾である。
種名は、ホソスジナミシャク。
近似種に、シロホソスジナミシャクがいるが、そちらの方が北方系の匂いを漂わせている。
さて、このホソスジナミシャクの幼虫の食草は、ブドウ科のツタ類のようであるが、差しあたって、我家に飛来してきたホソスジナミシャク達は、ブドウ科のヤブガラシ達で育って来たのではと推測している。
ホソスジナミシャクの生息分布は、国内は、本州から九州の屋久島辺りまで。海外の分布は、台湾での生息も確認されていると思う。