ニカメイガ? 成虫  Chilo suppressalis (Walker, 1863)

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、体長14ミリぐらいだったのではないだろうか。

種名は、ニカメイガだと思うのだが…………。

さて、このニカメイガは、稲の害虫としてよく知られる蛾である。葉裏に産み付けられた卵から孵化した幼虫が、稲の茎内に侵入・食害して、稲を枯らしてしまうとのことである。

この蛾が現れたということは、これから8月いっぱいぐらいまでは、我家の外灯下にも稲と結びつく様々な虫達が沢山やって来るものと思われる。

このニカメイガの生息分布の方は、国内は、北海道から沖縄本島含む九州まで。海外の分布は、朝鮮半島、台湾、フィリピンや中国南東部。他にもハワイやオーストラリアやヨーロッパ南部と、稲作の普及と共に拡がったと思える地域にも定着しているようである。

ちなみに、ニカメイガの名前の由来は、稲の害虫として眺めた時に、一年に二化(ニカ)しているところから来ているらしい。

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