クロサジヨコバイ Planaphrodes nigricans (Matsumura,1912)

数日前に我家の外灯下に来ていたヨコバイの一種である。

写真が、少しピンボケだが、投稿してみようと思う。

大きさは、体長4-5ミリぐらいだったと思う。

特徴的な平たい頭部に眼が後方に付いているのが特徴的だが、種名は、ヒラタヨコバイ亜科に属するクロサジヨコバイだと思う。

クロサジヨコバイには、ハッキリとした2本の白いライン(縞)が入るものも存在して、シマサジヨコバイの別名もあるが、白い縞が入るものも、上の写真の個体のように、黒一色のものも、同一種として認識されており、正式種名は、クロサジヨコバイのようである。

生息分布の方は、国内は、北海道から対馬含む九州まで。海外の生息分布は、情報を見つけられなかった。

ナミモンコケシキスイ Cryptarcha strigata (Fabricius, 1787).

本年、樹液に集まる虫達を見てて、以下の極小の甲虫が多いなと感じている。

大きさは、体長3-4ミリぐらい。

種名は、ナミモンコケシキスイ。黒っぽいのもいれば、薄褐色のものもいるが、全部ナミモンコケシキスイだと思われる。

ナミモンコケシキスイの生息分布は、国内は、北海道から沖縄本島含む南西諸島まで。海外の生息分布は、ヨーロッパのドーバー海峡を挟んだイギリスとフランス、ベルギー、オランダ。あとは、同じように海を挟んだスェーデン南部とデンマークとドイツ北部。他には、ロシアのモスクワの辺りから集中的に生息報告が上がっているようである。

ベッコウクモバチ(キバネオオベッコウ、キバネオオクモバチ、ベッコウバチ)  Cyphononyx fulvognathus (Rohwer, 1911)

最近、近隣で見かけて写真に撮っていたハチである。

大きさは、体長20ミリぐらいはあったと思う。

調べたところ、クモバチ科のベッコウクモバチと判明。

ジョロウグモやナガコガネグモ等の大型のクモを狩るハチらしい。狩ったクモは、蝉が地表に出てくる際に作った穴を利用した巣に持ち帰り、幼虫達の餌にするとのことである。

このベッコウクモバチの生息分布は、国内は、本州以南……九州を経て、沖縄本島含む南西諸島まで。海外の分布は、韓国と台湾と中国の東部から生息報告が上がっているようである。