ノコメセダカヨトウ 成虫 Orthogonia sera (Felder & Felder, 1862)2

先週末の猛暑の晩、近所の雑木林に散策に行った時に見かけて写真に撮っていた。

大きさは、前翅長25ミリぐらいあったのではなかろうか。大きめの蛾だなと感じた。

1年前にも投稿しているが、その時よりも良い写真が撮れたと思うのと、その投稿時の個体と異なる色合いの個体の写真が撮れたので、色合いに個体差が激しい種である事を知ってもらうためにも、再投稿してみようと思った。

幼虫の食草は、タデ科のイタドリやギシギシ類らしい。また、山地性の蛾との紹介をされている方もいたが、この山地性という点は、凄く興味深く感じる箇所かもしれない。

というのは、私の暮らす近隣の環境は標高的に山地とは程遠い環境である。そうした環境下で、もし山地性の生物が好み集まる場所があるなら、そこには、山地とどのような共通点があるのか見出したいのである。気温なのか、植生なのか等である。

最後に、このノコメセダカヨトウの生息分布は、国内は、北海道から九州近接の島々まで。海外は、韓国全土と中国の一部であろうか。

ルリゴミムシダマシ Derosphaerus violaceipennis

先週末の猛暑の晩に、近所の雑木林に突入して行った際に、沢山、見かけたのを覚えている。

ただ、正直なところ、キマワリやユミアシゴミムシダマシだろうと思って、しっかり写真を撮っていなかった。

かろうじて、撮っていた写真が以下であり、同時に、この写真をよく見た時に、キマワリでもユミアシゴミムシダマシでもないぞと気がついた次第である。

大きさは、15ミリぐらいだったであろうか。

前胸背板が縦に長めなのと、鼻先のヘラみたいなところが横に長いと思った。

この特徴を元に調べていくと、ルリゴミムシダマシという種にしか行き着かないのだが、正直、瑠璃色っぽくは感じなかった。何匹もの個体を見たり、昼間に見たりすれば、瑠璃色の所以に頷けるかもしれないので、また見にいくしかないと考えている。

さて、このルリゴミムシダマシの生息分布は、北海道から九州近海まで生息しているようである。海外の生息分布は、ちょっと分からなかった。

ナミギセル Phaedusa japonica

最近、近隣の短いトンネルを歩いていた時に見つけてた。拾い上げて写真に撮ったものが以下である。

大きさは、殻高2センチは行かないが、近隣で見かけるキセルガイの仲間としては、大きい方だと感じた。

おまけに、生体でないので、殻口から内部右側に見える歯のような突起(黒いのはゴミである)の形状がよく見える。文一総合出版のカタツムリ・ハンドブックで照合すると、ナミギセルという種に一致する。

ちなみに、キセルガイの仲間は、地域地域に少しづつ個体変異しており、似てるようで、かなり細かく分類され独自種として扱われている世界である。

ただ、ナミギセルという種は、本州でも四国でも九州でも見られる種で、ここが腑に落ちないところなのである。全部のキセルガイが同時に地域毎に進化し始めたなら、このナミギセルも、もっと地域毎に、他のキセルガイ同様に進化の結果を見せてくれている気がするのである。こうなってくると、ナミギセルは、比較的新しく日本各地へと散らばって行った種と仮説を立てたくなるのだが、どうなのであろう?

ところで、近隣では、キセルガイは、簡単には出会えないカタツムリかもしれない。たまたま、私が、ここに行けばキセルガイ達に濃く出会えるという場所を年々開拓しているから見つけれるのであって、意識なく普通に歩いていたら、中々気が付けないで素通りしてしまうはずである。

最後に、今回の場所から徒歩圏内に、キセルガイの林みたいな狭い一角がある。そこのキセルガイ達は、もっと赤くって、小さい気がする。自宅に、いっぱい殻を持っていた気がするので、先ほどのカタツムリ・ハンドブックを頼りに、何者か調べてみようと思う。