ノコメセダカヨトウ 成虫 Orthogonia sera (Felder & Felder, 1862)2

先週末の猛暑の晩、近所の雑木林に散策に行った時に見かけて写真に撮っていた。

大きさは、前翅長25ミリぐらいあったのではなかろうか。大きめの蛾だなと感じた。

1年前にも投稿しているが、その時よりも良い写真が撮れたと思うのと、その投稿時の個体と異なる色合いの個体の写真が撮れたので、色合いに個体差が激しい種である事を知ってもらうためにも、再投稿してみようと思った。

幼虫の食草は、タデ科のイタドリやギシギシ類らしい。また、山地性の蛾との紹介をされている方もいたが、この山地性という点は、凄く興味深く感じる箇所かもしれない。

というのは、私の暮らす近隣の環境は標高的に山地とは程遠い環境である。そうした環境下で、もし山地性の生物が好み集まる場所があるなら、そこには、山地とどのような共通点があるのか見出したいのである。気温なのか、植生なのか等である。

最後に、このノコメセダカヨトウの生息分布は、国内は、北海道から九州近接の島々まで。海外は、韓国全土と中国の一部であろうか。

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