チビスカシノメイガ 成虫 2nd

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

調べたところ、チビスカシノメイガと判明。チビスカシノメイガは、昨年に死んだ個体の写真を使い投稿済みなのは気づいていたが、今回、もうちょっと特徴を捉えた生体の写真が撮れたので、新しいタイトルで投稿してみる事にした。

大きさは、開帳で2センチちょっとといったところだったと思う。我家の外灯下では、今のところ、クワ/コウゾを食草に選ぶスカシノメイガ三把烏のうちのチビスカシノメイガとスカシノメイガには出会えた事になる。残すは、クワノメイガのみである。

ところで、この3種は、結構似た雰囲気の蛾である。クワ/コウゾといった樹木をキャンバスに、どのように枝分かれして行ったのであろうか、その背景が知りたくなって来た。

モンキクロノメイガ 成虫 2nd

昨晩、我家の外灯下に来ていた。というか、たまに来ている蛾である。

ここで、既投稿だとは思ったが、過去の投稿を振り返っていると、既にモンキクロノメイガと投稿している種が、本当にモンキクロノメイガかとも思えて来たので、ここに、もう一度、現時点で私がモンキクロノメイガと思った蛾を紹介させて頂く。

先ず、大きさは、この手のノメイガ亜科の蛾にしては大きい方だと思った。実際に、開張で22ミリ以上あった気がする。

ネット上の画像を拝見する限り、黄色の紋のところの配置やニュアンスは様々であり、明らかにモンキクロノメイガの類似種がモンキクロノメイガとして紹介されている感も感じたが、私の上の写真の紋様パターンを持つ蛾を、モンキクロノメイガと紹介している写真も沢山あった。

間違いやすい種に、モンシロルリノメイガが居るのかなと思ったが、現時点でのモンキクロノメイガに対して私が抱いているイメージは、比較的大きめなノメイガであるとの印象である。

一応、幼虫の食草を紹介しておくと、ブドウ科のヤブガラシやエビヅル等との事である。この手のブドウ科蔦植物は、近隣には厄介なほど生えている。

ハグロフタオビドロバチ

先ほど、我家の庭の草むしり中に発見。

同じようなハチの投稿を既にしていたような記憶があったので、確認してみると、属は一緒なのだが、上の写真の種とは違うオオフタオビドロバチを投稿している事が分かった。

では、上の写真の蜂はと言うと、ハグロフタオビドロバチだと思う。日本には、フタオビドロバチ属に属するのは、本種と上で言及したオオフタオビドロバチの2種だけのようである。

生態としては、オオフタオビドロバチ同様に、竹筒やカミキリムシが穿孔した穴を利用して巣を作り、幼虫には、捕まえた蛾の幼虫を運んできて与えるようである。

このハグロフタオビドロバチは、各都道府県が独自に定めるレッドデータでは、福井県が絶滅危惧Ⅱ類に、千葉県が絶滅危惧Ⅰ類に指定している。