フタトガリアオイガ  成虫

昨晩、家の外灯下に来ていた蛾である。

大きさは、比較的大きくて、体長で2センチちょっとはあったと思う。

名前は、直ぐにフタトガリアオイガと判明。ちょっと前までは、フタトガリコヤガと言ったらしい。

ヤガ科アオイガ亜科という亜科に所属する蛾であるが、ヤガ科にアオイガ亜科(所属する蛾は数種類しかいない)なる亜科が存在する事も今回知った。

アオイガと名前に付くだけあって、幼虫の食草はアオイ科の植物との事である。近所の家には、よくスイフヨウやムクゲが植えられていたりするし、オクラなんかを育てる自家菜園があるかもしれない。

近所に幼虫の食草は、沢山あるはずである。

ニワコウラナメクジ? Milax Gagates

近隣の里山の主に田んぼと隣接する道路までの斜めのちょっとした土手にふと置かれた木材やブロックの下で見かけることが出来るナメクジである。

一瞬、日本で一般的に見られるチャコウラナメクジ系のナメクジが、このような保水力のある黒い土で育つと変色してしまうのかなと思いたくもなるが、どうも別種のようである。ただ、場所によっては目と鼻の先にチャコウラナメクジ系のナメクジがほぼ同所的に生息しているケースも稀にあり、確実な棲み分けが出来てないときもあり、別種か同種か、本当に自信が持てなくなる時がある。

そして、このナメクジを検索すると、ノナメクジとかノハラナメクジとヒットして来て、意図せぬ外来種としての紹介と共に学名が付されている事が多い。

しかし、では、海外の文献を当たろうと、その学名で検索すると海外の記事では、ちょっと雰囲気の違う写真が出てきてしまう。

そこで、海外のナメクジの画像から、近隣の里山の水辺環境(主に水田)にいる薄黒いナメクジと同じ雰囲気のものを抽出すると、学名でMilax Gagatesという種が浮上してくる。

一旦、ここで、私が近隣で見かけるMilax Gagatesと思うナメクジの写真を以下にアップしてみる。撮影場所と日時は、今年の7月4日、利根川の河川敷の運動公園の利根川本流が数十メートルのところの遊歩道上である。

大きさは、5センチぐらいだったと思う。普段、近隣の里山の田んぼの直ぐ傍とかで見かける個体達は、ひっくり返した石の下とかにいる為、丸まっていることが多く小さい印象を受けるが、移動しようと伸びれば、これぐらいの5センチぐらいには伸びるのではと推測する。

ここからは、この近隣の自然豊かな環境下で特に水と切っても切れない環境で見かけれる上のナメクジを、Milax Gagatesとして、話を進めると、本来のこのナメクジの生息地は、北アフリカ西部のチュニジアからモロッコにかけて、その対岸のスペイン、ポルトガル、大西洋に面したフランスの海岸線にかけての辺りだったとの事である。

しかし、今では輸送物資に混じって、世界中の国に生息しているようである。

ただ、海外のウキペディアで、私が着目したのは水環境の近くに生息しているという紹介である。ここは、近隣でのこのナメクジの生息環境と、大いに合致している。

また、このナメクジの別名が、Green House Slug(温室ナメクジ)というのだが、ここは、世界的に、本当にそのような環境に居るナメクジなのか再調査の必要があるのではと考える。

元々の生息分布を見ると、暖かい地域の生物の気がするので、移入場所では、暖かい温室とかでしか生き残れなかった偶然を、命名に拾われていないかなとも考えたい。

あとは、日本では水田周りの水辺等に辿り着いた経緯も知りたいところである。ダイレクトなのか、時間をかけた大移動なのか等である。

キクキンウワバ  幼虫

昨日、家の庭の草むしりをしていると時に出現。

比較的大きな緑色のイモムシ(毛虫)。正直、この緑色のイモムシの種名に辿り着くのは困難が予想されると感じたが、一応、掌に乗せて写真には撮ってみようと思った。

しかし、その時、この太めのイモムシが、シャクトリムシのスタイルで移動を始めたのであった。こうなってくると、シャクガの幼虫を当たれば良いのかと、俄然、種名特定へのモチベーションが上がったのだった。

そして、更にラッキーな事に、これまでの情報を元に、ネット検索をしていたところ、シャクトリムシのように移動するのは、シャクガの幼虫だけではないとの記事に出会したのであった。

あとは、とんとん拍子で種に辿り着くことができた。

名前は、ヤガ科のキクキンウワバ。

鮮やかな緑色の体表に黒点を散りばめ、疎に毛が生えている。身体は太めで、頭部の方が小さく窄まっている。そして、イメージとは違い、シャクトリムシのように動く。

とても可愛らしい蛾の幼虫である。

一応、キクキンウワバという名が付いているぐらいなので、幼虫は菊科の植物は食べれるのであろうと思う。ただ、我家の庭での発見場所は、シソ科のロシアンセージが咲き誇っているまさにその株元のイネ科雑草を除去していた時に、上から落ちてきたみたいな感じであった。上から降ってきたけど、キク科と言えば、厄介なハルジオンのロゼットが近くには結構あった。

果たして何を食べていたのであろう?