スカシタゴボウ

最近、近隣の耕作放棄された休田を散策した時に目に留まり、写真に撮っていた。

最初は湿った場所に黄色い花という事で、春によく見かけたイヌガラシと思ったが、なんか微妙に雰囲気が違う気はしていた。

同時に、これが、スカシタゴボウではないのかとの予感はしていたので、この写真から見て取れる特徴を頼りに調べたところ、やはりスカシタゴボウであった。

上の写真には種の鞘が見て取れるが、イヌガラシの鞘はもっと全然長い。それと上の写真でも確認出来るが、スカシタゴボウの鞘は茎と細い柄で繋がっているが、イヌガラシの鞘は茎に直接付いているようなイメージになる。

スカシタゴボウとイヌガラシの違い、これからも実地で見つけていきたい。

ヤナギタデ

最近、近隣の休田を散策した時に、見つけていた植物である。

直ぐにタデ科の植物である事は分かったが……

名前は、ヤナギタデだと思うのだが、どうなのであろう。開いた花が疎に付く辺りは、ヤナギタデの特徴のような気がするし。

さて、このヤナギタデは、マタデ、ホンタデといった別名を持っている。このマタデ、ホンタデといった王道の別名が付くぐらいだから、この植物が昔の人達の生活に深い関わりを持っていた事は伺い知ることが出来る。

全草に辛味があり、昔より刺身のつまに使われて来たり、擦り潰した物を酢と混ぜ合わせたものは蓼酢と呼ばれ、鮎の塩焼きに添えられて来たりした。

『タデ食う虫も好き好き』という諺のタデも、このヤナギタデの事と言われている。要は、辛いヤナギタデの葉を食べる虫もいるぐらいだから、人の好みも色々といったニュアンスである。

ところで、そんな王道なヤナギタだが、私の個人的印象では、そんなに何処でも生えていないような気がする。よく見かけるイヌタデやハナタデみたいに、犬も歩けば棒に当たるみたいには行かない気がする。

今回のヤナギタデも、もはや手入れをされなくなった湿った休田に偶然踏み入って、目に出来た感である。昔は、もっといっぱい生えていたのかなぁ〜。

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2020年10月7日追記

このヤナギタデと同定した植物の葉の辛さを確かめるために、再度、この場所を訪れてみた。

そして、葉を齧ったところ、無味であった。えって思いながら、今から来るのかと半信半疑で待っていたら、結構時間差があったと思うが、あまり口慣れしてない辛さが舌に広がった。

その辛さは、暫くの間、舌から離れなくもあった。

アメリカイヌホオズキ

先ほど、イヌホオズキの投稿をしたので、今度は、外来帰化種のアメリカイヌホオズキの投稿をしてみようと思う。

最近撮り貯めていた写真の中に、アメリカイヌホオズキと思われる写真はないか探したところ、おそらくこれがアメリカイヌホオズキであろうと思われる写真は幾つかあったが、以下もその一枚である。

アメリカイヌホオズキの特徴として、

✳️ イヌホオズキと比べて、花が確かに小さく感じる。

✳️ イヌホオズキが白ばかりなのに、花色が薄紫のものもあるように感じる。

✳️ イヌホオズキと違い、熟した実に光沢が見て取れる。(イヌホオズキは、完全な艶消しである……テリミノイヌホオズキは、更に光沢があると聞く)

✳️ イヌホオズキと違い、花序が散状(一点から分岐している)の傾向がある。

✳️ イヌホオズキに比べて茎が細く、また紫色にはならない個体がほとんどの気がする。

以上のようなところであろうか。

一応、アメリカイヌホオズキと言うからには、北アメリカ原産の帰化植物で、最初に確認されたのは、1951年に兵庫県と言われている。

身近なフィールドを見る限り、有史前帰化植物で在来と認識されているイヌホオズキが多くみられ、決して、アメリカイヌホオズキが席巻しているようには見えない。

イヌホオズキとアメリカイヌホオズキの違いが分かり始めて来た事も有るので、今後は少しづつ、それらの棲み分けの傾向を読み取って行ければなと思う。