コウンモンクチバ  成虫

少し前に写真に撮っていた蛾の名前が判明したので、投稿する事にする。

撮影年月日は、7月2日。

なんとなく色合いがニセウンモンクチバに似ていると思ったが、どうも明らかに違う気がする。

なかなか種に行き着けなかったが、ここに来てコウンモンクチバという種類である事が分かった。

コウンモンクチバと名前にコが付いているが、決して小さな蛾ではなく、同じ雑木林で見られるオオウンモンクチバニセウンモンクチバと同じぐらいの大きさがある。

コウンモンクチバの幼虫の食草は、マメ科の植物や何故かタデ科のスイバ等との事である。

タデ科のスイバというのが興味を惹いたが、確かにこのコウンモンクチバを見つけた辺りには、雑木林の林縁に何故かスイバっぽい群落がある。

この群落で幼虫が育ったかは分からないが、このコウンモンクチバが居た環境の事実として、記してみた。

フタテンヒメヨトウ  成虫

2日前の木曜日の晩に、家の外灯下に来ていた蛾である。

大きさは決して小さくなく、前翅長で2センチあるかないかぐらいだったと思う。

名前の方は、比較的直ぐに、フタテンヒメヨトウと判明。

幼虫の食草は、キク科のアメリカセンダングサやシロノセンダングサやタウコギ等とのことである。

我が家の庭の裏の方にも、アメリカセンダングサと思われる草が生えてきてしまう一画があるし、周りの空き地にも、秋になると似たような花を付けている雑草をよく見かける。

このフタテンヒメヨトウの幼虫が育つ環境には事欠かないようである。

フトジマナミシャク  成虫

先週の土曜日に近隣の河川敷で見かけた小さめの蛾である。

色彩や微妙な紋様の違いに変異が多そうな蛾であるが、なんとかこの写真と瓜二つみたいな画像を、このフトジマナミシャクの中から見つけ出す事が出来た。

ゆえに、フトジマナミシャクという事にしておく。

幼虫の食草は、セリ科、アブラナ科、キク科……色々であるみたいである。