ミツボシアツバ? 成虫

先ほど、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長13ミリぐらいだった。種名は、ヤガ科アツバ亜科のミツボシアツバなのではと思うのだが……。

幼虫の食草は、イラクサ科のイラクサ、ヤブマオ、他には、ハルニレやダイズ等と書かれている情報が多かった。節操がない感じである。

コテングアツバ 成虫

先ほど、家から徒歩で行ける場所の外灯下で、見かけ写真に撮っていた。

実のところ、少し前に近所で見かけ写真撮影を試みていたが、ピンボケの写真しか撮れなかった。今回はと期待したが、今回もイマイチである。

大きさは、前翅長12ミリぐらいだったのではと思う。初見の蛾に逃げられずに写真に撮るのに集中してしまって、正確な大きさを記憶するのを忘れてしまった。

種名は、コテングアツバだと思う。東海地方以西で見られていた蛾であり、近年、関東地方でも見られるようになってきたとのことである。

秋に現れる蛾で、成虫で越冬との事である。幼虫の食草は知られていないとの事であるが、今のところ、この蛾を見かける範囲が限定されているので、真剣に時間をかけて突き詰めていけば、絞れるのではと思う。

さて、この蛾の分布で気になるのは、本州から九州までは納得がいく。しかし、石垣島というのには、興味が湧いてしまう。最近知った事だが、南西諸島が日本の本土と陸続きではなくなったのは、相当な昔のようである。今の今まで石垣島の亜種として独自の進化をせずに本土と同じ種のままというのが凄いと感じてしまう。

ムモンキイロアツバ 成虫

数日前に我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長で15ミリ弱ぐらいだったと思う。長めの嘴と全体的な印象から、ヤガ科のアツバ亜科の蛾っぽいなと感じ、調べ始めたところ、ムモンキイロアツバという種ではないかとの結論に至った。

幼虫の食草は、サルノコシカケみたいなクジラタケというキノコとのことである。確かに、近隣近所で、このキノコは見かけるような記憶を持っている。今度確かめてみようと思う。

蛾の幼虫の食草も、一般的な植物だけでなく、苔やキノコもあるのが、なんとも面白い。