サンカクモンヒメハマキ 成虫 Cydia glandicolana (Danilevsky, 1968)

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、案外と大きく、前翅長で11ミリぐらいあったと思う。横にも大きめのヒメハマキの仲間といった印象であった。

種名は、調べたところ、サンカクモンヒメハマキと判明。

幼虫の食草は、ブナ科のコナラやクヌギのドングリとの事である。

ここで、とても似た習性を持っている蛾で、同じヒメハマキガ亜科にクロサンカクモンヒメハマキという種もいるが、この2種は、私がネット上の画像を見比べる限り、結構違う外観をしている。そして、両種が、大きく違うのは、出現時期で、サンカクモンヒメハマキは、秋の蛾であるが、クロサンカクモンヒメハマキは、春先に現れる蛾なのである。

このサンカクモンヒメハマキの生息分布の方は、国内は、北海道から九州近海まで。海外の生息分布は、韓国からは生息報告が上がっている。

ウシタキキオビヒメハマキ? 成虫 Phiaris komaii Bae, 2005

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長6ミリぐらいであったであろうか。

この蛾の印象は、ヒメハマキ亜科が臭いと思ったが、ヒメハマキ亜科の蛾にしては、寸詰まりというか縦に短い気がした。

この体型的特徴と、紋様の雰囲気から、一番近いと思ったのは、ハマキガ科ヒメハマキ亜科のウシタキキオビヒメハマキという種である。ただ、クリオビキヒメハマキという種も、ネット上の画像を見る限り、そっくりなのである。

うーん。真実を投稿できているか自信はないので、ウシタキキオビヒメハマキとクリオビキヒメハマキの2種の関連性を今後考えていくとするという事で、今回の投稿を締めくらせて頂く。

ちなみに、大阪府岸和田市に牛滝山というのがあるのは分かったが、何か関係あるのであろうか?

ギンボシキヒメハマキ 成虫 Enarmonia major (Walsingham, 1900)

最近、近隣で、この蛾を見かけ、写真に撮っていた。

大きさは、前翅長8ミリぐらいあったのではなかろうか。

種名は、ギンボシキヒメハマキ。

幼虫の食草は知られていないとのことだが、笹原で見かける蛾との通説もある。確かに、この蛾がいた場所には、笹が結構生えてはいた。

生息分布は、北海道から九州辺りまでとのことである。

それにしても、ヒメハマキの仲間は、翅のひとつひとつが凸凹しているのか、ピントがあった試しが無い気がする。