コブチヒメヘリカメムシ Stictopleurus minutus (Blöte, 1934)

最近、近隣で、このカメムシを見つけて写真に撮っていた。

縁の緑色が新鮮で、一目で初見のカメムシと分かった。

肉眼では、縁は、もっと明るい黄緑色であった。

大きさは、体長8ミリぐらいだった。

ヒメヘリカメムシ科にいそうなカメムシだったので、ヒメヘリカメムシ科を当たると、ブチヒメヘリカメムシに似ているなと思った。そして、元々は、ブチヒメヘリカメムシの緑っぽい個体と扱われていたみたいだが、現在は、この緑色の入る個体は、コブチヒメヘリカメムシとして、別種として独立しているとのことである。

イネ科、タデ科、キク科……を吸汁するようである。

生息分布の方は、国内は、北海道から九州を経て、沖縄本島含む南西諸島まで。海外の生息分布は、韓国、台湾、中国の黄河流域、モンゴルのようである。

ブチヒメヘリカメムシ

最近、近隣で、このカメムシを見かけて写真に撮っていた。

初めて見るカメムシの予感はしたが、過去の投稿を振り返ったところ、未投稿のカメムシと分かった。

大きさは、体長8ミリぐらいであった。調べたところ、最終的にブチヒメヘリカメムシに辿り着いた。

途中、ブチヒゲヘリカメムシという種(名)を経由したが、ブチヒゲヘリカメムシという名は、ブチヒメヘリカメムシの誤記が広まっている可能性を学んだ。

さて、このブチヒメヘリカメムシの食草は、タデ科、キク科に……イネ科なんかもということであったが、見かけた辺りには、それらの全てが幾らでもあった。

ちなみに、写真の個体が戯れている植物は、キク科のハルジオンだと思われる。