モンオビヒメヨトウ 成虫 Dysmilichia gemella (Leech, [1889])

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長12ミリぐらい。

絶対に初めてみる蛾の気がしたが、実際に未投稿の種であった。

種名は、ヤガ科ヨトウガ亜科のモンオビヒメヨトウ。

幼虫の食草は、シソ科のエゴマという情報を、ネット上ではよく見かける。我家の敷地内にも、ズバリ、シソみたいな植物が夏の到来と共にどんどん芽生えてくるが、正式な種名は調べたことはない。もしかしたら、その植物がホストになっている可能性も無きにしも非ず。

生息分布の方は、国内は、北海道から九州近海まで。海外の生息分布は、韓国からの報告が多数上がっているのを見たが、韓国と陸続きの北朝鮮やロシア沿海州にも生息しているはずと類推したい。

ネグロヨトウ 成虫 Chytonix albonotata (Staudinger, 1892)

先週の水曜日の晩に我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

相変わらず、近隣で日々蛾を含む生物にはよく出会っているのだが、未だ投稿していない種に出会える確率は確実に少なくなってきている気がする。ただ、以下の種は、未投稿の種と分かった。

大きさは、前翅長13ミリぐらいだったであろうか。

種名は、ネグロヨトウだと思う。

幼虫の食草は、不明とのことである。

生息分布の方は、国内は、北海道から九州近海まで。海外の生息分布の方は、ちょっと分からなかった。少し山地性の蛾であるとの情報もあった。

クサシロキヨトウ 成虫 Mythimna loreyi (Duponchel, 1827) 2

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

前翅長17ミリぐらいだったと思う。

ヤガ科のキヨトウと語尾に付く蛾のどれかであろうとの予測は立ったが、種名は、クサシロキヨトウだと思われる。(一応、スジシロキヨトウという似ている種もいるが、翅を上から見た時の山型の小黒点の列が2列になるらしい。上の写真の個体は一列である。)

幼虫の食草は、イネ科のトウモロコシが知られている。

このクサシロキヨトウの生息分布の方は、国内は、北海道以南……屋久島辺りまで。海外の生息分布は、韓国、台湾、オーストラリア北東部、アフリカ大陸南部沿岸、パキスタン辺り、ヨーロッパ各地から生息報告が上がっているようである。パキスタンあたりから濃く報告されているのが気になった。イ

ネ科のなんらかの作物と共に移動を広げ中の蛾と認識した。