ムラサキアオゲイトウ

数日前に、近隣の里山を散歩した時に写真に撮っていた。

薄緑一色の景色の中に、赤い花穂が目立っていた。

調べたところ、ホソアオゲイトウの赤紫の花穂を持つタイプだという事が分かった。お互いが別種や亜種の関係にあるわけではないようである。

このスポットには、見渡せばホソアオゲイトウはあちこちに生えていたはずだが、赤紫の花穂を付けていたのは、この一株だけだった気がする。

ヤハズハエトリ

昨日、近隣の里山を流れる小川沿いの土手道を散歩中に目に入ってきた。

直ぐに蜘蛛だろうとは予想したが、白と黒のツートーンの複雑な紋様に、とても目を惹かれた。

大きさは、体長1センチ行かないぐらいだったと思う。名前は、この印象的な白と黒の組合せから、直ぐにヤハズハエトリという名だと分かった。

こちらの白と黒の紋様を持つタイプは雄であり、一方の雌は茶色系で全く別種のような紋様をしている。

雌の紋様も、ネット上で確認したが、こちらの方もフィールドで見かける気がする。

アオクサカメムシ 幼虫 成虫

昨日、近隣の里山を流れる小川沿いで、このカメムシの幼虫を沢山見かけた。幼虫のステージは、様々であった。

直ぐに調べてみると、アオクサカメムシの幼虫である事が分かった。

今の時期に幼虫→成虫の段階を辿るとなると、おそらく成虫のまま越冬する事が予想されるが、実際そのようである。

そこで思ったのは、去年の今頃もこの場所は訪れているが、アオクサカメムシの幼虫は見た記憶がないと。また、春先からこの場所は何度も訪れていたが、越冬したアオクサカメムシに出会った記憶がない。間違いそうな種に、ツヤアオカメムシもいるが、この場所でツヤアオカメムシに出会った記憶もないので、アオクサカメムシをツヤアオカメムシと間違うという事も起こりそうにない。

ちなみに、春先には、越冬中や越冬したと思われるマルカメムシには大量に出会えるスポットである。

一体、アオクサカメムシ達は何処に行ってしまうんだろうとの疑問が芽生えて来た。

これから春先にかけて、このアオクサカメムシの行方を少し追ってみようとも思った。

最後に、今回も、この初のカメムシ(幼虫だけど)の匂いチェックを敢行してみた。私には、決して悪臭には感じられない。爽やかなカメムシ臭という印象だった。

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2020年10月23日追記

2日前に、上の投稿の幼虫を見かけた場所からそれほど離れていないところで、アオクサカメムシの成虫と思われる個体を見つけた。

似たような色合いのカメムシは多いが、そのどれともなんか違うと感じてはいた。

これが、アオクサカメムシの成虫だと思う。

近隣では、初めて認識出来たと思う。そして、野菜の害虫としても知られている事を知った。

ただ、このアオクサカメムシも、単独で居たわけであり、今のところ数が多い印象は持つに至っていない。

最後に、その日は冴えていたのか、野に放つ前にカメムシの匂いチェックをしていない事に気が付くことが出来た。

匂いの方は………意外にも無臭であった。この同じ投稿で、幼虫の匂いを確認しているので、成虫も匂いは出す事は確実だと思うが、アオクサカメムシが何時でも匂いを出すというわけではないんだという事を知る事はできた。