寒くなり、めっきり昆虫の数も減り、観察が遠のいていたが、一昨日の月曜日に、久しぶりに家の外灯下に集まる昆虫達を見に行ったら、このとても小さなカゲロウの仲間と思しき昆虫も目に止まった。
大きさは、体長で1センチ無かったと思う。カゲロウの仲間では、かなり小さめだと感じていた。
そして、茶色っぽい体色とその小型のサイズを考慮に入れた時、ヒメカゲロウ科という科に行き着いた。ヒメカゲロウ科には、ざっと9種類の仲間が存在するとのネット上の情報を元に調べたところ、チャバネヒメカゲロウという種が一番似ている気がするとの結論に至った。
このチャバネヒメカゲロウも、幼虫は、アブラムシの類を食べてくれる益虫である。
さて、このカゲロウの仲間のうちクサカゲロウ達の卵は、独特の形状(優曇華-ウドンゲと呼ばれる)をして葉裏や屋外の建物の天井部分にぶら下がっているのはよく見かける。少なくとも、私の家では、昆虫の写真を撮ってる時には気が付かないが、写真を見返していて、その同じ写真にカゲロウ類の仲間の卵が偶然に写っているのに気がつく事が時々ある。