ホソバチビヒメハマキ 成虫 Lobesia aeolopa (Meyrick, 1907)

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長7ミリぐらいだったのではないだろうか。

種名は、ホソバチビヒメハマキ。

幼虫の食草は、多岐に渡るようだが、昆虫のオトシブミが作った揺籠の端を食べているのも観察されているようである。

この蛾の生息分布は、国内は、本州以南……九州近海を経て、沖縄本島含む南西諸島まで。海外は、韓国、マカオの辺り……あと興味深いのは、マダガスカルやオーストラリア東部沿岸部からも生息報告が上がっているところであろうか。

タケアツバ 成虫 Rivula leucanioides (Walker, [1863])

先ほど、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

本日は、秋のこの時期には珍しく、外灯下に蛾の賑わいがあった。

そんな中、初めて見る蛾を発見。おそらく出会いたかった蛾であろう。

前翅長12ミリといったところ。

種名は、タケアツバだと思う。肉眼での感想は、もうちょっと白っぽく映っているという事であろうか。

幼虫の食草は、タケ類のようである。家の周りには、モウソウチクやマダケが繁茂しているのだが、この蛾に気がつけたのは、今回が初めてである。

この蛾の生息分布の方は、国内は、本州以南……九州近海を経て、沖縄本島含む南西諸島まで。海外の生息分布は、台湾とタイから報告が上がっているようである。

ブドウトリバ 成虫 Nippoptilia vitis (Sasaki, 1913)

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾である。

2年前の9月15日にも投稿済みの種であるが、今回の方がしっかりした写真が撮れたと思うので、再投稿してみた。

大きさは、開張15ミリぐらい。この手のトリバガの仲間にしては、大きい方だと感じる。

種名は、ブドウトリバ。

幼虫の食草は、ブドウ科の植物との事である。取り敢えず、我家の周りを眺めて、ブドウ科の植物を探すと、ヤブガラシであろうか。あとは、種子から育てた外国産のヤマブドウの類が、無造作に生えているかもしれない。あとは、少し離れた隣家の壁に、ナツヅタが這っている。

最後に、このブドウトリバの生息分布はと言うと、国内は、本州以南……九州近海を経て、おそらく南西諸島まで。海外の生息分布はと言うと、この蛾の学名が、Nippoptilia vitis (Sasaki, 1913)というぐらいで、日本から発信されている事が分かるが、この辺も原因なのか、ちょっと掴む事ができなかった。