ツマグロシロノメイガ 成虫 Polythlipta liquidalis (Leech, 1889)2nd

数日前に我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長で20ミリぐらいある。ツトガ科のノメイガ亜科の蛾にしては、大きい方だなと思った。

種名は、ツマグロシロノメイガ。過去(昨年7月)に死んだ個体を投稿済みであったが、我家で生体に出会えた事もあり、再投稿している。

幼虫の食草は、モクセイ科のイボタノキとのことであるが、おそらくネズミモチ等の他のモクセイ科の植物も食べれるはずである。

この蛾の生息分布は、国内は、本州以南、九州まで。海外の生息分布は、ちょっと分からなかったが、海外では、Polythlipta Lederer, 1863という属に所属する蛾達は、日本や韓国を北限としながら東南アジアからインド洋沿岸に分布している蛾だと分かる。

ウメスカシクロバ 幼虫 Illiberis rotundata Jordan, [1907]

数日前に我家の外灯下で見た昆虫の幼虫である。

この時点で、体長2センチ弱ぐらいだった。

短めであるが、蛾の幼虫であろうと思い調べると、ウメスカシクロバの幼虫なのではと行き着いた。

このウメスカシクロバの幼虫の食草は、バラ科の樹木のようである。この蛾の幼虫のいた場所の頭上には、ジューンベリーが覆い茂っており、近くには梅の大木もある。

この幼虫で注意すべきは、毒針毛を持っているという事である。まぁ、多少なりとも、人体に影響をもたらすものと推測する。

さて、このウメスカシクロバの生息分布は、国内は、本州以南……対馬含む九州まで。海外の生息分布は、調べたが、ちょっと分からなかった。

コフタグロマダラメイガ? Trachycera pseudodichromella (Yamanaka, 1980)

約1週間前に、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長10ミリぐらいあったであろうか。

紛らわしい種が沢山いるが、種名は、コフタグロマダラメイガではないかなと思う。3年前の6月にも投稿をしている事を知ったが、今、その投稿を振り返ると、果たして、その投稿の個体が、コフタグロマダラメイガかも怪しく見える。

幼虫の食草は、ニシキギ科のツルウメモドキ。(おそらく、他のニシキギ科の植物も食べられるんだと推測する。)

生息分布の方は、国内は、本州から九州まで。海外の生息分布は、ちょっと分からなかった。