ホソクビアリモドキ Anthelephila bramina coiffaiti (Bonadona, 1964)

先ほど、我家の外灯下で見かけた昆虫である。

大きさは、体長3ミリ弱ぐらいしかなかった。

なんとなく甲虫っぽい雰囲気を感じると思い、調べたところ、アリモドキ科アリモドキ亜科に属するホソクビアリモドキと判明。

ただ、拡大した写真だと甲虫っぽく見えるが、現場で肉眼で見ている分には、蟻か小さな蜂にしか見えないはずである。

このホソクビアリモドキの生息分布は、国内は、本州、四国、九州のみのようである。ただ、対馬には対馬亜種が、琉球には琉球亜種がいるとのことである。海外の生息分布は、ちょっと分からなかった。

ちなみに、昨年、同じアリモドキ科に属するキアシクビボソムシという種の投稿をしている事に気が付いた。本種と、凄く似ているが、よく見ると違いが分かる。

コハナグモ 雄 Diaea subdola (O. P.-Cambridge, 1885)

昨晩、我家のテラスの天井にいた。

一瞬、見逃してしまいそうな小ささだったが、なんとか脚立を使い撮影してみた。

大きさは、体長2.5ミリぐらいに思えた。

種名は、コハナグモ。

近隣では、ハナグモという種も普通に見られるが、上の写真の個体は、コハナグモだと思う。

大きさや、頭胸部に比べて腹部の小さから、雄だと思われる。

このコハナグモの生息分布は、北海道から九州を経て、沖縄本島含む南西諸島まで。ただ、本州は、凄い標高の高い高地には生息していないエリアがあるようである。海外の生息分布は、韓国と台湾と中国の東部には生息しているようである。

アサヒエビグモ 雌 Philodromus subaureolus (Bösenberg & Strand, 1906)

我家のテラスの天井で、よく見かける薄緑のクモである。

遠目には、凄い手脚の長いクモに見える。

大きさは、体長5ミリぐらいじゃないであろうか。

種名は、おそらくアサヒエビグモだと思う。

このクモの生息分布は、日本全土。海外の生息分布は、朝鮮半島にはいるようである。