近隣の雑木林で、本年6月21日に写真に撮っていた植物だが、種名が分かったので、投稿してみる。
なんとなくランの仲間なんだろうなとの予測は付いたが、ラン科ツレサギソウ属のオオバノトンボソウという植物だと分かった。
上の写真のステージは、蕾の状態であるが、時期が進めば、もう少し花開くようである。
同じ雑木林内では、ラン科のキンランやギンランは、よく見かけるが、この植物の存在に気が付いたのは、今回が初めてである。
さて、このオオバノトンボソウの生息分布は、国内は、本州から九州まで。海外の生息分布は、台湾、韓国、珍しく中国の一部ではなく全土からの報告が上がっているようである。