クロハナムグリ Glycyphana fulvistemma (Motschulsky, 1858)

数日前に近隣の野原で見かけたハナムグリである。

こんな黒い艶消しのハナムグリを過去に見たことがあったであろうか、それとも記憶から出てこないだけで、過去に既にブログに投稿していたであろうか、どちらの記憶が正しいのか正直分からなかった。

確認した所、未投稿の種と分かった。故に、投稿してみようと思う。

大きさは、体長で13ミリぐらいであったであろうか。

種名は、クロハナムグリというらしい。

同時期に、近隣でコアオハナムグリには、よく出会えるが、このクロハナムグリに出会ったのは初めてである。ちなみに、昨年は、ヒメトラハナムグリという種と初遭遇できたのも記憶に残っている。

さて、このクロハナムグリだが、大体5月ぐらいから見られるハナムグリで、生殖活動及び産卵活動を終えると寿命を全うする個体が殆どで、おおよそ一年の寿命のサイクルを持つハナムグリらしいが、稀に、翌冬を越冬する個体もいるとのことである。

生息分布の方は、国内は、北海道から九州を経て、沖縄本島含む南西諸島まで。北方領土からの報告もある。海外は、朝鮮半島からロシア沿海州南部にかけて……樺太からの報告もあるようである。他にも、台湾やインドシナ半島にもいるようである。

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