イナズマヨコバイ Maiestas dorsalis (Motschulsky, 1859)

昨晩、我家の外灯下に来ていたヨコバイの一つである。

もちろん,肉眼では紋様を認識出来ない大きさだったが、撮った写真を確認したところ,初めて見るヨコバイの気がした。

大きさは、体長4ミリぐらい。

種名は、イナズマヨコバイだと思われる。

ただ、イナズマヨコバイの情報は思いの外少ない。名前が似ているオオイナズマヨコバイやイナズマヒメヨコバイという種も存在し,どちらかと言うと、それらの情報の方が多かったような気もした。

このイナズマヨコバイは、刈られた稲の株下に産卵するらしく、卵で越冬するとのことである。そして、イネ萎縮病のウイルスを媒介する事が知られている。

さて、生息分布の方は、国内は、本州以南,南西諸島辺りまでいるのではないだろうか。海外の生息分布の方は、韓国、中国東部、東南アジアからインドまで、またオーストリアも北部まで、稲作をしていそうな地域には生息してそうな勢いである。

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