ハスジカツオゾウムシ

昨日、近隣の里山で見つけた。手入れの行き届いた草はらにいた。

手のひらとの比較で分かるように、15ミリぐらいありそう。名前は、ハスジカツオゾウムシかと思われる。

ハスジカツオゾウムシの名前の由来は、ネット上で調べても、正直ピント来る紹介が無かった。羽筋なのかハ筋なのか葉筋なのか分からなかったし、カツオの部分も、カツオブシに似ているからか、縞模様がカツオに似ているからか等、正直分からなかった。

似た種類に殆ど同じ外見のハスジゾウムシという種類がいるとの事だが、今回の投稿の主役のハスジカツオゾウムシの上翅の先端の尾の部分は90度に割れているとの事である。確かに拡大してみると、割れているのが分かる。

このハスジカツオゾウムシもハスジゾウムシも、成虫はキク科の植物に付くようである。例えば、ヨモギとかアザミとか。

そういえば、このハスジカツオゾウムシを見つけた草はらも、ヨモギの群落っだように記憶はしているのだが………もう一度行って確証を取りたい。

ナミガタシロナミシャク 成虫

数日前に、近隣の雑木林で見つけて写真に撮っていた蛾である。

名前は、ナミガタシロナミシャク。大きさは、開張サイズで、35ミリぐらいあった気がする。

幼虫の食草は、ツタと書かれている投稿が多かったが、これはちょっと笑ってしまった。だって、ツタって色々あるぞと思ったからである。

おそらく、私の推測だが、ブドウ科のツタ植物のどれか(例えば、ナツヅタ)か、またはブドウ科のツタ植物全般を、幼虫は食草としているんだと思う。

確かにこの蛾がいた近辺にノブドウかエビヅルみたいなツタ植物も目に入った。

ネット上では、宮城県のレッドデータで、準絶滅危惧種に指定されているとの情報も目にした。

シロジマエダシャク  成虫

最近、近隣の雑木林で飛翔が確認出来るシャクガの仲間である。

名前は、シロジマエダシャク。大きさは、開張サイズで4センチ前後。

幼虫の食草は、モチノキ他、モチノキ科の植物との事である。

このシロジマエダシャクが見れる雑木林内でも、居る場所には偏りが有る。モチノキっぽい樹木は、雑木林内に平均して生えている気がするのだが……

さて、このシロジマエダシャクを見てて思ったのは、飛翔している時に、背後が透けた感じで薄いグレー色が目に付く蛾である。

あと、偶然かもしれないが、人の気配に気が付き逃避行動をとる時に、地べた近くには止まらない。高さ1メートル以上とかにある樹木の葉っぱ、もしくは下草の高い位置を逃げ渡るように見える。

私の個人的な主観かもしれないが、今の暑い時期には、涼しげな色合いの蛾のような気がする。