ババムカシハナバチ?

少し前になるが、5月10日前後に、近隣で数回、このハチに出会った。

眼と眼が離れた特徴を持つこのハチと思しき昆虫を、画像を頼りに調べていくと、ムカシハナバチ科のババムカシハナバチという種が似ているなという事になった。

次に挙げる写真を見る限り、アシブトムカシハナバチという種も臭いなと考えたが、根拠の程は知れなかったが、アシブトムカシハナバチは秋に現れるハチだと何人かの方が書かれていたので、候補から外した。

さて、このムカシハナバチの仲間の習性は、まだまだ知られていない事が多く、ゆえに種の細分化等も確立されていない印象を受けたが、土中に巣を作る種類らしい。

確かに、この時期、地表スレスレを飛翔し、時々土中に潜り込んでいくハチの行動は見かけるが、それがこのムカシハナバチなのかどうかをしゃがみ込んで確認してみようとまでは私もまだまだ思えないようである。

クロカミキリ

最近、近隣でこの黒い甲虫を見かけて写真に撮っていた。

建物内の床に仰向けになりもがいていた。普通の人なら素通りするだろうが、どうしても正体を確かめたいという好奇心が生まれた。

仰向けになり腹を見せてる光景の中で、頑丈そうな顎(牙)は視界に強くアピールしてきていたので、噛まれる可能性は考慮しながら、指を差し出してみると、思惑通りにしがみついて来た。

そして、痛くない程度に噛まれもした。

ただ、翅側から見た姿は、「これ何の仲間だ?」という素朴な疑問を生んだ。地面に仰向けになっている時の細長いシルエットと屈強な牙からは、オサムシの仲間とヒョウタンゴミムシの仲間は予想したが、表側から見た時、どちらも違うと確信した。

続いて、クワガタのメスかと思い、ネット上で画像確認すると、クワガタの触角は、一番先に音符♩みたいなクルッとした箇所があり、本種のような真っ直ぐではない。

こうなって来ると、触角の短いカミキリムシっていう例外はあるのかと検索すると、その例外があったのである。

以下の写真の個体は、クロカミキリ亜科のクロカミキリという事が判明した。

大きさは、体長25ミリぐらい。針葉樹の倒木等に集まるカミキリのようである。灯火にもよく来るとの事なので、今回もその習性で建物内に迷い込んでしまったのかと考える。

普通のカミキリムシより触角が短いのは、木材の中を穿孔するのに適しているとの事であるが、触角の長い一般的なカミキリ達の中にも木材の中で蛹になり羽化してくる種も多いと思うので、長い触角があっても、木材からは這い出しては来れるんだと思う。

要は、頻繁に木材の中を穿孔する時には、触角が短い方が有利との進化なのであろうか。それとも、突然変異の名残からの棲み分けなのであろうか。カミキリの触角の長さ………面白い切り口を見つけた気がする。

最後に違う角度から撮った写真をアップして、この投稿を締め括る。

クサグモ

少し前に、雑木林内や、ふとした駐車場脇のの生垣上で、この以下の写真のクモをよく見かけていた。

しかし、なかなか種の特定には至れなかったのだが、これには理由があった。私が目撃したり写真に撮っていたクモは、クサグモという種の幼体であり、成体になると幼体時代とは随分と異なる色彩に変わる為、中々、幼体と成体を同種と確信して良いのか踏み切れなかったのである。

そして、上の写真のような幼体が成長して、赤色っぽいところが迷彩っぽくチェンジした成体を見つけて写真に撮れ時、投稿しようと考えていたら、少し前に、クサグモの成体と思しき個体を見つけて写真に撮る機会に恵まれた。

その時に写した写真が以下のものである。まだ成体というよりは亜成体なのかな。

とにかく、時期的なものなのか、胸部の赤っぽい幼体には出会うが、成体には出会えないでいたクモである。

名前は、クサグモ。似た種にコクサグモもいるが、正直、上の写真の個体がクサグモなのかなコクサグモなのか分からないのは告白しておく。

このクサグモもコクサグモも、生垣などの樹木の葉の上に地面と平行になるような皿状(?)の巣を作り、その中で生活するようである。

雑木林の葉の上でも、多数のクサグモの幼体に出会ったが、彼らの巣が何処にあるかは視界には入らなかった。