クサグモ

少し前に、雑木林内や、ふとした駐車場脇のの生垣上で、この以下の写真のクモをよく見かけていた。

しかし、なかなか種の特定には至れなかったのだが、これには理由があった。私が目撃したり写真に撮っていたクモは、クサグモという種の幼体であり、成体になると幼体時代とは随分と異なる色彩に変わる為、中々、幼体と成体を同種と確信して良いのか踏み切れなかったのである。

そして、上の写真のような幼体が成長して、赤色っぽいところが迷彩っぽくチェンジした成体を見つけて写真に撮れ時、投稿しようと考えていたら、少し前に、クサグモの成体と思しき個体を見つけて写真に撮る機会に恵まれた。

その時に写した写真が以下のものである。まだ成体というよりは亜成体なのかな。

とにかく、時期的なものなのか、胸部の赤っぽい幼体には出会うが、成体には出会えないでいたクモである。

名前は、クサグモ。似た種にコクサグモもいるが、正直、上の写真の個体がクサグモなのかなコクサグモなのか分からないのは告白しておく。

このクサグモもコクサグモも、生垣などの樹木の葉の上に地面と平行になるような皿状(?)の巣を作り、その中で生活するようである。

雑木林の葉の上でも、多数のクサグモの幼体に出会ったが、彼らの巣が何処にあるかは視界には入らなかった。

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