アオアツバ 成虫 

最近、近隣で見かけて写真に撮っていた蛾である。

大きさは、前翅長17ミリぐらいではなかったであろうか。

特徴的な長く突き出た下唇髭と全体のフォルムからヤガ科のアツバ亜科に含まれる蛾であろうとの予測は立ったが、私が気にしたのは、既に投稿済みの種か否かという事であった。

調べたところ、未投稿であった。名前は、アオアツバで合っていると思う。

幼虫の食草は、メドハギやマルバハギとの事である。マルバハギという植物はピンと来ないが、メドハギは、少し開けた林縁とかに普通に見つけれる植物である。

近隣は、アオアツバが居ても、おかしくない環境である。

オオバコヤガ? 成虫

最近、近隣で、この蛾を見かけて写真に撮っていた。

少し前に近隣で沢山見かけたウスチャヤガかとスルーしそうになったが、まぁ、一応写真は撮っておくかといった感じのスタートであった。

大きさは前翅長で22ミリぐらい。なんか、ウスチャヤガとは違うと感じ、調べたところ、オオバコヤガではないかなと思うに至った。

紛らわしい種に、コウスチャヤガが居るが、コウスチャヤガもオオバコヤガも、薄茶色をしているのが雄の特徴で、雌はもっと濃い色をしているとのことである。それから考えると、上の写真の個体は雄であることが分かるが、続いて、コウスチャヤガの雄の触角は櫛髭状で、オオバコヤガの雄の触角は糸棒状との事である。

以上を考えると、上の写真の個体は、ハッキリと櫛髭状の触角は見てとれない事と色合いから、オオバコヤガの雄なのかなと考えたい。

さて、オオバコヤガの幼虫の食草として、スイバやギシギシの類に、イヌタデオカトラノオアキノウナギツカミ等が挙げられていたが、一応、この蛾がいた辺りには、それらの全てはある。

種名にオオバコと入っているが、各種紹介文の情報には、オオバコの記載は見つけられなかった。ちなみに、オオバコも、沢山生えている場所である。

ウスキトガリキリガ 成虫

最近、近隣でこの蛾を見かけて写真に撮っていた。

我ながら、よく地面の下草にいるこの蛾を歩きながら発見出来るなと感心する。

大きさは、前翅長2センチぐらいだった。

幼虫の食草は、ツバキやサクラと書いてあった。

数日前に、我家の庭で、近似種のノコメトガリキリガを見かけて投稿したが、ノコメトガリキリガと大きく違うところは、本種の外縁は完全にガタガタと波打っている点である。