ハラボソムシヒキ Dioctria (Dioctria) nakanensis Matsumura.

近隣で、最近見かけて写真に撮っていた。

大きさは、体長で1センチ行かないぐらい。

この場所で、このハエの仲間に出会うのは初めてではなくて、1ヶ月前ぐらいにも写真に撮っていた。

その時も、嘴の方に違和感ある物体が見て取れた。その時も、これが違う小昆虫を吸汁している姿なのか、それともこのハエの身体の一部なのか分からないでいた。

でも、やっぱり、小昆虫を捕獲・吸汁している瞬間なのではと思い、ムシヒキの仲間を調べ直すと、ハラボソムシヒキという種だと分かった。

ムシヒキアブの仲間にしては、小さい方だと思う。

分布報告は、あまり多くなく、国外からの報告も見つけられなかった。本州から九州辺りまでに生息している模様。

ミスジヒメヒロクチバエ Rivellia nigricans (Hara 1987)

数日前に、近隣で見かけて写真に撮っていた。

大きさは、体長8ミリぐらいだったと思う。

翅が生えた蟻のような雰囲気であるが、おそらくハエの仲間であろうと、ハエ目を調べると、ヒロクチバエ科に本種がいた。

種名は、ミスジヒメヒロクチバエ。

このハエの紹介記事で、ヨモギに群れていたというのがあったが、確かに、このハエがいた場所には、ヨモギは結構生えていた。

ホソヒメヒラタアブ? Sphaerophoria macrogaster(Thomson,1869)

この近隣の自然下で、よく見かけるとても小さなハナアブであるが、確認したら未投稿であった。

体長は7ミリぐらい。ハナアブの中でも、細くて小さいやつである。

調べたら、大きさ的に、ホソヒメヒラタアブかなと思いたい自分がいる。一応、腹部がスッキリで棒みたいのは、オスの特徴であり、メスは少しふっくらしているようである。

春(もう初夏かな)は、色んなハナアブが飛んでいるが、自分の中では、一番小さいハナアブみたいな認識を持っている。