モンスズメバチ(つくば市中部)

本日、仕事中に足元を見たら、スズメバチの一種が、アスファルトの上をヨタヨタ歩いていた。慎重に近づいて写真を一枚。後で、写真を見て分かったが、翅の片方が半分ぐらい欠損してるのが分かる。これで、飛べずに歩いていたのかな。

直ぐに、ネットで調べたら、モンスズメバチという種類と判明。モンスズメバチの一番の外見的特徴は、腹部の黒帯の列が真っ直ぐではなく片側が波打ってるところ。

セミを始めとした昆虫も餌にするが、樹液にも集まる。腹部の黒帯の波打ってる感が目立ってないが、樹液に集まってきたところを写したのが以下の一枚。

巣は、木の洞や石垣の間等を利用して作ることが多いとの事である。夜も活動出来るスズメバチでもあるらしい。

取り敢えず、仕事先で見つけたモンスズメバチを紹介したが、私の家の周りでも見かけたら、再度、報告の投稿をしたく思う。

キアシナガバチ(つくば市中部)

本日のお昼休みの散歩の時間に、この蜂の巣を発見。

直ぐに巣の形状から、アシナガバチだとは分かったが、アシナガバチって、こんなに大きかったっけという印象。きっと、長い脚をだらんと伸ばして飛んでいるところばかりを見ているので、細っそりとしたイメージを持っていたが、この写真で見る限り、細めのスズメバチと言っても良いようなサイズであった。

取り敢えず、このキアシナガバチは、我家の庭には営巣していない種である。

ハラビロカマキリ

我家の庭には、少なくとも2種類のカマキリが生息している事が分かったが、その内の一つがオオカマキリ。そして、もう一種が、今回の投稿の主役、ハラビロカマキリである。

ハラビロカマキリの印象は、オオカマキリと比べると小さく、ぱっと見、ズングリムックリしている。そして、小さめのまだ成熟しきっていない個体は、外敵に気が付くと、決まって尾を持ち上げて威嚇のポーズみたいなものをしてくる。

さて、ハラビロカマキリには、ムネアカハラビロカマキリなる外来種も、結構繁殖してるとのことなので、早速捕まえて、我家の庭のこのカマキリが、ハラビロカマキリなのか、ムネアカハラビロカマキリなのかを、調べてみる事にした。

違いは、逆さまにした時に、胸のところが、全体的に均一に赤っぽいのが、ムネアカハラビロカマキリの様である。あとは、前脚の腿節の小突起の数が、ハラビロカマキリは、3,4個なのに対して、ムネアカハラビロカマキリの方は、ずっと数が多いみたいである。

紫の2本のラインは見えるが、均一に赤っぽくはなっていない。これは、ハラビロカマキリなんだと思う。

ハラビロカマキリ類の他の特徴としては、前翅に、対になった小さな白い点が有るとの事である。また、上の写真でも分かるように、前脚の腿節に黄色い複数の突起が見て取れるのが、ハラビロカマキリ亜科の特徴との事である。遂になった白い点は、以下の写真で確認して貰えればなと思う。特徴との事だが、意識しないと気付かないような小さな白い点ではあるが……

さて、数年前に、我家の庭の同じ木に形状の違うカマキリの卵鞘を見つけた際、興味深かったので、写真に撮っておいた。以下が、その時の写真。

上がオオカマキリの卵、下がハラビロカマキリの卵かと思われる。


2019年10月6日追記

更に違うカマキリが、我家の庭に居ました。コカマキリ