メスアカケバエ

先程ガガンボの投稿をしようとネットで調べ物をしていたら、偶然、今年の4月に写真に収めていて今まで種が判明していなかった昆虫の名前が分かった。どうやらハエの仲間だったらしい。

上の写真の日付は、4月28日になっている。ちなみに、4月から5月にかけて、各地で結構飛び回っている姿が見れる昆虫のようである。

写真の個体はメスであるが、オスは全身真っ黒。雄と雌の大きな違いは、複眼の大きさ。雄の方が全然大きい。写真のデータを整理していたら、同日の同時刻にピンボケではあるが、雄と思われる個体の写真もあった。もはや記憶には無いが、きっと、交尾中のものを撮影しようとした際に、離れてしまったものを雄雌別々に写真に収めたような記憶がある。

雄と思われる個体の写真が以下のものである。

また庭にある石を積んで土留のように利用してる場所の石をたまに組み直そうと動かした際に、石の下に無数の幼虫がうごめいている現場に出くわすことが、過去に数回あった。

おそらく、その時の大量の幼虫達が、こうしたケバエの幼虫達なのではと思われる。

ホリカワクシヒゲガガンボ(つくば市中部)

昨日、仕事のお昼休みに、仕事先近くの雑木林で、樹液を吸っていると思われる派手めの昆虫を発見。写真に収める。

最初は、立派な櫛髭の触角を持っていることから、蛾の一種と思い、調べていたが、答えは、ガガンボの仲間で、名前は、ホリカワクシヒゲガガンボで合っていると思われる。

立派な櫛髭状の触角を備えているのは、雄。幼虫は、朽木や腐葉土の中で育つ。ちなみに、ガガンボの幼虫は、成体の華奢な身体に似つかわず、丸々太った大きいイモムシみたいなものが多い。少なくとも、水中で出会うガガンボの幼虫は、水の中に生息するイモムシみたいなイメージが、私には強い。

元々は、南方系の昆虫らしく、温暖化に伴い、生息圏を北上させている種でもあるとの事である。

ヒメカギバアオシャク(幼虫)つくば市中部

昨日、仕事のお昼休み時に、ふらりと歩いた雑木林で見つけた。我ながら、よくこんな擬態してる虫を見つけるなと思う。

先ず、私の爪が、ガジガジしている事は気にしないで頂きたい。

さて、この日は、樹上にカタツムリは居ないかと、目ぼしい木を一本一本、下から見上げていっていたのだが、その過程で、あれって、この擬態が目に入った。

しかし、相手の擬態もかなりの気合の入ったもので、ピクリともとも動かない。生体反応なし!新芽が展開する瞬間の植物の姿に凄いそっくりなので、うーん🤔とも思ったが、やはり、茎との接触面の違和感から、蛾の幼虫の擬態であるはずだと、写真に収める事にした。

そして、写真を参考にネットで調べたところ、ヒメカギバアオシャクの名が浮上したのであった。

美しい色合いの擬態だとも思った。この幼虫が付いていた木は、コナラ。