このとても小さな昆虫は、ここ数年、我家の庭では、大量発生している気がする。7月になる前ぐらいから目に付き始め、9月になった現在でも、まだ少し目にする事ができる。ピークは、7月、8月。
写真が酷くて申し訳ないのだが、以下にアップしておく。
本来の色合いは、白緑といった感じ。所謂、ハゴロモ科の昆虫の中では、幼少の時から一番目にしてきている種類の気がする。逆にアオバハゴロモ以外に、何か印象に残ってるハゴロモ科の昆虫を知っていたのかと問われたら、知らないと答える事しか出来ない。
さて、このアオバハゴロモを見てて気が付いた事があるとしたら、写真でも分かるように、葉では無く、枝に寄生しているように感じる。因みに、庭のあらゆる木で見つけれるのだが、高密度で生息しているのは、庭に沢山植わっているモミジのような気もするのだが……
ちなみに、アオバハゴロモの幼虫の姿は、かなり不思議な出で立ちで、まさに極小の綿ゴミみたいな感じである。一瞬、虫の卵みたいにも思いたくなるのだが、ゆっくりと移動しているところを目撃すると、卵では無く孵化した幼生なんだと気づかされることになる。この極小の綿菓子の破片みたいな物は、本来の昆虫の幼生の姿に、自ら出したこの蝋物質をまとう形で出来上がってるとのことである。
昼間にでも鮮明な写真が撮れたら、また写真のアップロードしたいと思う。