ジョロウグモ

本日の夕方、家から2キロほど離れた親戚の家の庭で大きな蜘蛛の巣を張る大きめの蜘蛛を発見。

以下がその時撮った写真。

ジョロウグモと判明。というか、私が子供の頃は、黒と黄色の大型の蜘蛛は、全てジョロウグモ(私はジョウロウグモと発音していた)と呼ばれていた気がする。

まぁ正式には、上の写真の蜘蛛がジョロウグモのようである。勿論、この大きいのが雌で、雄は半分ぐらいの大きさである。

成熟し活動が活発になるのは、夏から秋にかけてであり、これは色彩が似たコガネグモが、初夏から夏にかけて成熟し活動するのと、少し時期がずれることになる。

また、このジョロウグモは、毒を持っており、網に掛かった獲物を毒で麻痺させて餌場まで運んだりするらしいが、人間には、ジョロウグモに噛まれたぐらいでは、何の影響も出ないとの事である。

ヒメエグリバ(成虫)(つくば市中部)

先週のどの曜日か忘れたが、仕事先で昼休み中に、草叢から飛び出した蛾の一つにこれが居た。草叢を歩くたびに、シロオビノメイガと現時点で名前の分からない白い細めの蛾が、大量に飛び立っては近くの下草の葉裏に隠れ直す中、1匹だけ茶色の小型の蛾が飛び立ったのが目に留まり、興味を持ったので追跡してみた。

すると、運良く葉裏に隠れる形では無く、表に姿を現わす形で静止してくれた。その時撮った写真が以下のものである。

飛んでる時からもしかしてとの予感はあったが、おそらく鮮明な記憶の中で、初めて枯葉に擬態していると思われる蛾に出会った。ただ、想像と違って、思っていたより小さい。写真は拡大してあるが、実際は、2センチ少ししか無いと思う。

写真からも辛うじて分かるように、大きな眼が、このエグリバの仲間達の特徴かも知れない。またエグリバの仲間達は、数種類居るのだが、種の中での個体差も大きく、正直、それらの区別が私には出来ない。

ゆえに、小さな蛾だったという印象と比較的似た紋様からヒメエグリバという種を仮に断定しただけであり、違うエグリバの種類である可能性も大いにある事をお伝えしながら、この投稿を締めくくりたいと思う。

因みに、ヒメエグリバの成虫が好んで吸汁するのは、モモ、イチジク、梨、柿の果汁との事であり、発見場所付近には唯一、野生の柿は存在する。幼虫の好むものは、オオツヅラフジ、アオツヅラフジとの事である。

コガネグモ

先程、ナガコガネグモの投稿をした際に、そう言えば、似たような蜘蛛の写真を過去にも何枚か撮っていた事を思い出し、写真データを振り返ってみた。

すると、昨年2018年8月5日撮影のこんな写真を見つけた。撮影場所は、これまた近所の別の水系の小川に流れ込む水路で撮られていた。

こちらの上の写真の蜘蛛は、コガネグモ。先程投稿したナガコガネグモと雌の大きさはほぼ同じで、脚の長さを除く体長で平均2,5センチ弱との事である。因みに、2種とも、雄は、ぐんと小さく雌の三分の一程度の大きさにしか成長しない。

コガネグモもナガコガネグモも、実際のところ、サイズも同じぐらいだし、模様も黒と黄色をメインにしていて、大抵の人には、同じ種類に認識されているかも知れない。

当の私が、まさにその口であった事を認める。