最近、季節がらか見かけなくなってきたが、我が家の庭に確実に生息している。
写真の日付は、8月8日となっている。さて、このちょっとゴツゴツした身体の個体が、ショウリョウバッタのメスになる。オスは、少し華奢なイメージで、メスよりふた回りぐらい小さい。ちなみに、上の写真の個体は、写真に収めた時に既に10センチぐらいあったのを覚えているが、翅がまだ伸びきっていないところから考えるとショウリョウバッタの幼虫のステージと言えるであろう。
上の写真が撮られてから2日後の8月10日に近所の里山を散歩中に撮った写真の中に、交尾中(?)と思われるショウリョウバッタのオスとメスが写っていたので、そちらも紹介したいと思う。
このショウリョウバッタは、所謂、飛ぶ時に雄がチキチキチキと音を鳴らしながら飛ぶ事から、チキチキバッタの別名もある。また、メスの大きさは、この手のバッタ類では最大であり、ショウリョウバッタの食性も気になるところだが、イネ科植物を全般に餌にしているとの事である。
ショウリョウバッタの名の由来は、おそらく、お盆の最後の精霊流しの際の精霊船の形に似ているところかきているのではないかなと推測している。
比較的、町育ちの私も、幼い頃よりよく見かけてきているバッタである。