ショウリョウバッタ

最近、季節がらか見かけなくなってきたが、我が家の庭に確実に生息している。

写真の日付は、8月8日となっている。さて、このちょっとゴツゴツした身体の個体が、ショウリョウバッタのメスになる。オスは、少し華奢なイメージで、メスよりふた回りぐらい小さい。ちなみに、上の写真の個体は、写真に収めた時に既に10センチぐらいあったのを覚えているが、翅がまだ伸びきっていないところから考えるとショウリョウバッタの幼虫のステージと言えるであろう。

上の写真が撮られてから2日後の8月10日に近所の里山を散歩中に撮った写真の中に、交尾中(?)と思われるショウリョウバッタのオスとメスが写っていたので、そちらも紹介したいと思う。

このショウリョウバッタは、所謂、飛ぶ時に雄がチキチキチキと音を鳴らしながら飛ぶ事から、チキチキバッタの別名もある。また、メスの大きさは、この手のバッタ類では最大であり、ショウリョウバッタの食性も気になるところだが、イネ科植物を全般に餌にしているとの事である。

ショウリョウバッタの名の由来は、おそらく、お盆の最後の精霊流しの際の精霊船の形に似ているところかきているのではないかなと推測している。

比較的、町育ちの私も、幼い頃よりよく見かけてきているバッタである。

ヒカゲチョウ・ナミヒカゲ

8月以降に撮った蝶の写真を整理していたら、こんな蝶の写真も撮っていた事に気が付いた。撮影日は、9月2日となっている。

ネットで、照合していった結果、ヒカゲチョウやナミヒカゲの名で知られる蝶と判明。この蝶は、私がよく足を踏み入れる雑木林の中では、サトキマダラヒカゲチョウに比べると、圧倒的に数が少ない気がする……もしくは、写真に撮ろうと近づく前に、逃げてしまっている蝶なのかもしれない。

幼虫の食草は、ササ・タケ類やススキなどとの事である。

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2021年6月6日追記

最近、我家の庭をこの蝶が徘徊しているなというのは気が付いていたが、先ほど暗くなると、外灯周りを狂ったように飛び始めた。

しかも、1匹だと思ったら、何処からともなくもう1匹現れた。

ヒメウラナミジャノメ(つくば市中部)

8月以降に撮った蝶の写真を整理していたら、こんな蝶の写真を見つけた。撮影日は、9月13日。

ヒメウラナジャノメという種類だと思う。ヒメとつく割には、凄い小さな蝶の印象は無かったのを覚えている。

翅を広げている蝶の写真も写っていたが、おそらく同じヒメウラナミジャノメであると思う。

幼虫の食草は、チジミザサやススキ等のイネ科の植物全般との事である。