古い写真を整理していたら、未投稿の昆虫の写真を見つけたので、投稿してみる事にする。
撮影年月日は、昨年の6月17日。撮影場所は、我家の庭。
この水の溜まったバケツの中で息絶えていた昆虫は、蜂の仲間なのかカミキリムシの仲間なのか正直今まで分からなかった。
当初より、カミキリムシっぽいなとは思っていたのだが、気分一新改めてよく調べてみたら、やはりキスジトラカミキリというカミキリムシである事が判明。それにしても蜂に似てるよね。
蜂に絶対にある透けた翅がないが、これも当初、水に落ちて暴れてるうちに取れたり、溶けたりしたのかなと思ってしまっていた。また触角の先のクルルんという瘤も蜂の触角を連想させた。
さて、話をこのキスジトラカミキリの習性に戻そう。成虫は、雑木林周りの花に集まる。幼虫は各種紅葉樹の伐採木に集まるようである。
ところで、蜂に擬態する意味って何なんだろう?蜂の姿の方が、捕食や捕獲されにくいの解釈で良いのであろうか?
因みに、私は、このバケツの中の昆虫が蜂である可能性も考慮に入れて、安易につまみ上げる事は躊躇した。このキスジトラカミキリの目的は遂行されてる気もする。