仕事の昼休に仕事先にある林の中で撮っていた小さな甲虫の名前が判明したので、投稿してみる。
朽木となった切り株を少しほじっていたら現れた。なんとかさ、手で摘み、切り株の上に載せて写したのが以下の一枚。
最初は、頭部が欠損しているように見えて、穿っている時に頭部を損傷させて、もはや生きていないと思っていた。
ただ、同じ切り株にいる他の昆虫達を探していたら、切り株上のその小さな黒い甲虫が動いているのが視界に入った。
という事で、尾側からや上部からでは写らない頭部を写してみようと掌に乗せて頭部の方から写してみたのが以下の一枚。我ながら、スマホでよく写せた方だと思う。
もう一つ掌に乗せた理由は、この甲虫が出す匂いを嗅いで確認してみたかったからである。こちらの思惑を察してくれたのか、直ぐに掌上に辛子色の液体を垂れ流したので、恐る恐る嗅いでみたのだが、何処かで確実にドンピシャの匂いを嗅いだ事がある。病院系?その場で、ずっと思いを巡らせていれば、その匂いと結び付く場面が出て来そうだったが、限られた昼休憩の時間であったので、とにかく、近い匂いだけは押さえて、その小さな甲虫はリリースしてあげた。そして、近い匂いは、正露丸かな。
さて、このモトヨツコブゴミムシダマシは、朽木の中に暮らしているらしく、大きさは1センチ弱ぐらいが平均サイズのようである。見つけた時は、ずいぶん小さく感じて、5ミリ程度しかないような気がしてたが、今改めて、自分の手のひらのシワと虫のサイズを照合してみると、やはり9ミリぐらいはある気がする。
ちなみに、モトヨツコブゴミムシダマシのモトの意味は、私には分からないが、ヨツコブは、私の写真でも確認できると思うが、胸背部にコブが4つあるところから来ている。
最後にお腹側から写した写真も1枚。
“モトヨツコブゴミムシダマシ つくば市中部” への1件の返信