先ほど、イヌホオズキの投稿をしたので、今度は、外来帰化種のアメリカイヌホオズキの投稿をしてみようと思う。
最近撮り貯めていた写真の中に、アメリカイヌホオズキと思われる写真はないか探したところ、おそらくこれがアメリカイヌホオズキであろうと思われる写真は幾つかあったが、以下もその一枚である。
アメリカイヌホオズキの特徴として、
✳️ イヌホオズキと比べて、花が確かに小さく感じる。
✳️ イヌホオズキが白ばかりなのに、花色が薄紫のものもあるように感じる。
✳️ イヌホオズキと違い、熟した実に光沢が見て取れる。(イヌホオズキは、完全な艶消しである……テリミノイヌホオズキは、更に光沢があると聞く)
✳️ イヌホオズキと違い、花序が散状(一点から分岐している)の傾向がある。
✳️ イヌホオズキに比べて茎が細く、また紫色にはならない個体がほとんどの気がする。
以上のようなところであろうか。
一応、アメリカイヌホオズキと言うからには、北アメリカ原産の帰化植物で、最初に確認されたのは、1951年に兵庫県と言われている。
身近なフィールドを見る限り、有史前帰化植物で在来と認識されているイヌホオズキが多くみられ、決して、アメリカイヌホオズキが席巻しているようには見えない。
イヌホオズキとアメリカイヌホオズキの違いが分かり始めて来た事も有るので、今後は少しづつ、それらの棲み分けの傾向を読み取って行ければなと思う。