最近、近隣の休田みたいな場所を散策した時に発見。
直ぐに蝶の幼虫っぽいのも解った。ただ、キアゲハの幼虫だとは思っていなかった。
理由は、キアゲハの幼虫の食草と言えば、ニンジンとかパセリとかウドとかセリ科の植物との先入観があったからである。上の幼虫が食べているのは、アメリカタカサブロウという外来帰化種のキク科の植物である。
でも、どうもキアゲハの幼虫で合っているようである。
そして、調べているうちに、確かに、そうしたセリ科以外の植物でも育ち上がるという記事も目にした。
とにかく、幼少時の永遠に引っ張り出せない記憶を除いて、初めて、キアゲハの幼虫と意識的に出会った気がする。
この場所には、ポツポツとアメリカタカサブロウは生えていたが、この株だけに4,5匹の幼虫が付いていた。
今の時期にこの大きさだと、おそらく蛹で越冬するのかなと想像する。
ところで、キアゲハの成虫と言えば、私のイメージでは、少し高いところを高速で移動している薄黄色っぽいアゲハチョウがキアゲハかと思っているのだが、どうなのであろう。
今回、幼虫を発見した場所は、いつでも気軽に行ける場所なので、また蛹になった頃にでも見に行ってみようと思う。
どの場所で見つけたのですか?
茨城県の県南のとある小川沿いですよ。