ナカジロシタバ 成虫

数日前に我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長17ミリぐらいあったかなと思う。中々、地味目な紋様で種に行き着けるか自信がなかったが、写真を撮っている時に、この蛾は飛び立ってしまった。

しかし、その後、幸運が訪れた。近くに再び止まった際に、翅が完全に閉じずに、下翅を見せてくれる形で止まったのであった。その時の写真を以下に。

下翅に白いところがあり、この特徴から直ぐに、ヤガ科のナカジロシタバという種に行き着いた。

幼虫の食草は、ヒルガオ科の植物という事で、サツマイモの害虫として名を馳せている蛾だとも知った。サツマイモ自体が暖かい地方の植物なのか、暑かったり暖かい地域を中心にアフリカやヨーロッパまで生息しているようである。

ネモンシロフコヤガ? 成虫

一昨日、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長で12ミリぐらいだったと記憶している。

ヤガ科スジコヤガ亜科に属するこの紋様パターンの蛾達は、紛らわしいのが多い。我家の外灯下にも、大きさや色合いや紋様の配置が少しづつ違うタイプが時々訪れている。

ただそれらと出会う回数が増えると、自然と法則性みたいなものが、少しづつだが見えてくる予感がする。

取り敢えず、今回は、ネット上で、上の写真の個体に一番近いタイプは、ネモンシロフコヤガと紹介されている事が多いので、ネモンシロフコヤガと紹介させてもらった。

幼虫の食草は、未知との事だが、近似種がイネ科の植物を寄主に選んでいることから、本種もイネ科の植物が臭いなと思っている。

リンゴコブガ 成虫

一昨日、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長で8ミリぐらいだったと思う。一見して、コブガの仲間と分かったが、コブガの仲間は過去に既に幾つか投稿している記憶も持ち合わせている。

しかし、本種は未投稿と確認したので投稿してみる。

種名は、リンゴコブガ。

幼虫の食草は、ブナ科のクヌギやコナラにバラ科のサクラ等が知られている。