ツマトビキエダシャク 成虫

10日ぐらい前に、近隣で見かけて写真に撮っていた。

大きさは、開帳で30ミリちょっとぐらいだったと思う。手のひらの上に乗せているので、ある程度、正確に割り出そうと思えば、割り出せるとは思う。

既に息絶えた個体だったが、種を特定するに足りる情報は残してくれていた。

種名は、ツマトビキエダシャクかと思われる。

幼虫の食草は、クワ科のクワとの事である。

ソトハガタアツバ 成虫

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長で13ミリぐらいだった。形状からヤガ科のアツバの仲間である事は分かったが、調べてみると、ソトハガタアツバという種と分かった。

そして、このソトハガタアツバの分布域は、国内では、本州〜南西諸島迄となっている。海外では、東南アジアにも同種がおり、南方系の蛾と分かる。本州も生息域になっているが、日本の国土は、関東以北は急に縦長になり緯度が上がることになる。おそらく、ゆえに、私が暮らす茨城県辺りが北限の可能性もある。

ネット上には、目撃情報が少ないことから、あまり見かけない蛾の称号(情報)は、正しいように思いたい。

幼虫の食草は、知られていないとの事である。

一応、香川県だけが、都道府県独自のレッドデータで、準絶滅危惧種に指定している。