シバフタケ

最近、このキノコの写真を撮っていた。

名前はシバフタケ。芝生に生えるのか、他の場所でも芝生内で時々見かけるキノコである。

傘の下側を撮った写真を以下に。


このキノコの特徴として、輪菌というのか輪っか状にキノコが生えているケースを目にする。上の写真のキノコ達も、実際のところは、直径4メートルぐらいの大きな輪状になって生えていた。

さて、食用になるキノコか否かということになると、日本では食べないが、ヨーロッパでは好んで食べるようである。乾燥させたものをミキサーにかけてスープに入れたりするらしい。甘い味がするキノコとのことである。

この味に関する情報を知ったら、少し興味が湧いた。次回見つけた時には、少し持ち帰り食べてみようと考え始めた。

ホソミオツネントンボ

1週間ぐらい前に近隣で見かけて写真に撮っていた。

随分、地味な色合いのイトトンボだなというのが第一印象だった。

大きさは、体長35ミリぐらいだったと思う。

この枯れ果てた色合いと雰囲気から、直ぐにオツネントンボとホソミオツネントンボが候補に上がった。

両種の写真を見比べたところ、ホソミオツネントンボであろうとの結論に至った。

オツネンの意味は、越年であり、成体の形で冬を越すのである。成体で冬を越せるトンボには、他にオツネントンボとホソミイトトンボがいるぐらいである。

類似種のオツネントンボは、ずっと枯れ果てた色合いだが、ホソミオツネントンボの方は、成熟するとオスもメスも水色に変わるのである。しかし、メスの一部には、成体になっても色が変わらない個体達もいるようである。

ナカジロシタバ 成虫

数日前に我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長17ミリぐらいあったかなと思う。中々、地味目な紋様で種に行き着けるか自信がなかったが、写真を撮っている時に、この蛾は飛び立ってしまった。

しかし、その後、幸運が訪れた。近くに再び止まった際に、翅が完全に閉じずに、下翅を見せてくれる形で止まったのであった。その時の写真を以下に。

下翅に白いところがあり、この特徴から直ぐに、ヤガ科のナカジロシタバという種に行き着いた。

幼虫の食草は、ヒルガオ科の植物という事で、サツマイモの害虫として名を馳せている蛾だとも知った。サツマイモ自体が暖かい地方の植物なのか、暑かったり暖かい地域を中心にアフリカやヨーロッパまで生息しているようである。