ヒメマルカツオブシムシ Anthrenus verbasci (Linnaeus, 1767)

白い花びらの花を見ている時に、時々見かける極小の甲虫である。

大きさは、体長2.5ミリぐらい。

種名は、ヒメマルカツオブシムシ。

生息分布の方は、国内は大雑把に日本全土にいるようである。海外も、世界各地で、人が集中的に暮らしているようなエリアには広範囲に拡がっているのが分かる。

さて、このヒメマルカツオブシムシは、成虫は、白い花の花粉等を食べているようだが、幼虫が、厄介なのである。

幼虫の好むものは、動物性の繊維質であり、この嗜好のために、鰹節を筆頭にする乾物や、毛織物が食べられてしまうのである。少なからず、ウールのスーツやセーターに穴を開けられてしまった事がある人も多いのではないだろうか。

とにかく、屋内には持ち込みたくない虫である。

コメントを残す