最近、近隣で、この蜘蛛の写真を撮っていた。
シチュエーション的には、コンクリートの壁面の継ぎ目に散見出来る蜘蛛の巣を捲ると、中から飛び出して来るといった感じである。
大きさは、体長12ミリぐらいあり、案外と大きい印象。
種名は、ヤマトフクログモとムネアカフクログモとで迷ったが、ムネアカフクログモの方は、8月いっぱいぐらいで姿を消す蜘蛛との情報があったので、そうなると10月も半ばを過ぎた今頃にも見れるのは、ヤマトフクログモの方かと考えた。
両種とも、大きさや紋様が酷似していて、外見的区別が難しい種のようである。他にも、マダラフクログモという種も紋様が似ているが、サイズは全然小さいようである。
ちなみに、ヤマトフクログモの巣も写真に撮ったので、以下に貼り付けておく。
縦長の袋状の巣が見えており、この辺がフクログモの名の所以なのかもなと思った。
さて、このヤマトフクログモの生息分布は、国内は、北海道から九州を経て、沖縄本島含む南西諸島まで。海外の分布は、確認出来なかった。