キボシアツバ Paragabara flavomacula (Oberthür, 1880)

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。昨晩だけというわけではなく,ここのところ,時々見かけている気がする。

大きさは、前翅長10ミリちょっとぐらいの蛾ではないだろうか。

種名は、キボシアツバ。自分は、よくキンボシアツバという風に勘違いして記憶してしまっている事がある。昔は、ヤガ科のシタアツバガ亜科に分類されていたが、現在はカギアツバ亜科に属している蛾である。

2年前の5月29日にも投稿していたり,更に過去にも投稿済みの種と確認しているが、今回の写真の方がシッカリしていると思うので、再投稿している。

前回の投稿が、5月の終わりであることを考えると,年に少なくとも2回は発生しているサイクルを持っているかもしれない。

幼虫の食草は,マメ科のクズやヤブマメとのことであるが,確かに,この蛾を見かける場所の近くには,それらの植物は存在している。今のところ,まだ幼虫は,自分の目で確認はした事はない。

さて、このキボシアツバの生息分布は,国内は,北海道から九州まで生息しているのは知られている。海外は、韓国には確実に生息していて、おそらく北上して北朝鮮からロシア沿海州南部までは生息しているものと思われる。

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