コシロシタバ(成虫)

少し前に、夜の庭のパトロール中に、芝の上に居る蛾の成虫を発見。写真に収める。以下が、その写真。

この蛾の幼虫が好む食草樹は、クヌギとの事である。我家の庭には、クヌギは生えていない。我家から一番近いクヌギの木や雑木林までは、100メートルぐらいは離れているのではと思う。逆に考えると、この蛾の行動範囲は、100メートル以上はあるという風にも考えられる。

ちなみに、このコシロシタバは、2019年度の環境省のレッドデータ・リストでは、準絶滅危惧種として、リストアップされている。各都道府県が、独自に調査作成している近年のレッドデータ・リストでは、比較的近隣の県の状況を調べてみると、お隣の栃木県や千葉県で、準絶滅危惧種に、群馬県で絶滅危惧Ⅰ類、宮城県で絶滅危惧Ⅱ類に指定されている。

幼虫がどんな姿なのかを調べるために、ネットで検索するも、中々、幼虫の画像がヒットしない。これは、それほど、人の目に触れる事が少ないという事に結び付けて良いものなのか、どうなのか、真相は如何に。

2019年8月7日追記

さて、最近、近隣のクヌギをメインとした雑木林で、コシロシタバと思われる蛾の成虫に大量に出くわすことが有った。その時に撮った写真を以下に貼り付ける。

この写真を見ると、我が家の庭にいた蛾は、コシロシタバでは無い気がしてきた。多分、別種だと思う。

このコシロシタバは、近年数を減らしている蛾という知識を持っているが、近隣の整備された雑木林には、沢山いた。その雑木林の蛾の優先種とも言って過言は無かった。

2019年8月18日追記

少し前に、同じ雑木林で、後翅の紋様が写ってる写真も取れたので、改めて投稿する。これを見ると、この蛾の下翅が白色をしているのが分かり、コシロシタバと名前が付いているのが頷ける。

“コシロシタバ(成虫)” への1件の返信

コメントを残す