ムクノキ

昨日、庭の芝の草取りをしていた時に、15センチぐらいに育った木の苗を発見。調べるまでもなく、鳥の糞の中から発芽したムクノキの小苗だと分かる。数ヶ月前には、同じ場所の草取りをしているので、その後に発芽し、成長したんだと思われる。結構似た小苗に、ケヤキも有るが、周りにケヤキの木が見当たらない我家の庭のこんな場所で、ケヤキが突然発芽したりはしない。

近隣の樹木相をパッと思い出してみるが、ムクノキの存在は、とっさに思い出さない。同じように、鳥の糞から発芽して結構大きくなったと思われる榎(エノキ)は、よく見かけるのだが……苗木の状態では、エノキもムクノキも、同じような比率で見るのだが、大きく育っているのは、エノキばかりが目に付くという事を言いたがっている。

このムクノキもエノキも、実が鳥に食べられ、その種子が糞と一緒に排出されて、育ったと思われる苗木に、ほんとよく出くわす。そして、エノキの苗木があれば、ムクノキの苗木も側にあるみたいな感じの時も多い。きっと、鳥達が、エノキの実とムクノキの実とを、区別して食べ分けていない事に繋がる気がする。

エノキやムクノキの実が熟す頃に、それらを集め、庭の鳥の餌台(現時点では無い)に、分けて乗せてみて、どんな鳥達が、食べているのか、食べ分けをしているのかを観察してみようかなとも考えた。果たして、そんな時間がある事やら。

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