昨日の夕方、庭の草をむしってる時に、寿命が終わりかけのこのトンボが地面に落ちていることに気がつく。
静止しているトンボを写真に収めれるチャンスは滅多にないので、家の中に持ち込み写真をパシリッ。
この翅の先が黒い種類は、トンボ類でも限られていて、更に腹部が細い特徴も加味すると、ノシメ(熨斗目)トンボであろう。
近隣では、これから晩秋まで普通によく見かけるトンボの代表種である。
さて、このトンボの習性で、今回ひとつ興味深い習性を知った。このトンボは、水中に卵を産むわけではなく、秋に水辺の近くの陸上の草に卵を産み付けるらしい。そして、卵のまま越冬し、翌春に、産卵場所が水没した時に、ヤゴへと孵化するとのことである。
俄かに一瞬信じがたい習性だし、この習性の真意も想像が付かない。取り敢えず、宿題にしておく。